悪魔の手先

ぬ昨日も彼らがやって来たんだ...

そう3匹の小悪魔が。

電気を消して布団に入り

私が眠りにつこうとする頃、

彼らの気配を感じる。

彼らはなるべく気配を消してやって来るが、まだ寝静まってない私はその重さと温もりで彼らの気配を感じる。

私が寝静まって居るので気付かれないと思っているのかお腹や胸周辺で足踏みをしている時もある。

だが、強烈な眠気の時は彼らを追い払う気力もない。

他にも寝返りが打てないように私の周りを彼らが囲んでいたり、

朝方には顔面にキス攻撃。

耳元で布団をガリガリしまくったり

私の身体を噛んでいたずらして来る。

極め付けには頭に乗っかっている時も。

時々何だか騒がしいなと思いつつ、

夜中にトイレに目が覚めると

いたずらに飽きたのか彼らは3匹で

薄明かりの中小悪魔ダンスを踊っているようだ。

朝方はうっすら目を開けると小悪魔が

胸に乗り私を超至近距離で

覗き込んで居る！！

息の根が止まったかの確認だろうか。

この前、薄明かりで小悪魔達の

正体を少し撮影出来た。

目が覚めベッドから起き上がると

そこには小悪魔達の姿はなく

3匹の天使が何もなかったように

微笑んでいる。